Falsehood tactile
2024
Archival Pigment Print
440×318 mm
画像生成AI(midjourney)でイメージを生成させ、それを現実の中で探し撮影する。
ただし、AIに画像を生成させるテキストは自分の身近にある現実を形容したものであり、それらを探して撮影する中で、さらに新たなイメージを生成している。
AIから現実の一方通行のプロセスではなく、コミュニケーションをとりながら2枚のイメージを作っていくもの。
AIは写真を模倣して現実に寄り添っていきますが、自分は逆にAIの出してきたイメージに寄り添っていく(とくに撮影後の色調処理など)。
現実らしい見た目をした”非存在”としての生成イメージと、現実を参照しながらも”絶対的な事実”ではない写真。
この2つのメディアの現時点での重なりを形にした。